オフィスホワイトニング(自由診療)について
ホワイトニングは別名「ブリーチング」とも呼ばれ、変色してしまった歯の表面にホワイトニング剤を塗布して歯に着色した色素だけを分解し、歯そのものを漂白します。大切な歯を削ったり被せものをして歯を「白く見せる」のではなく「歯そのものを白くする」のがホワイトニング。タバコのヤニ、コーヒー、紅茶等の茶しぶは、一度着色したらハミガキではなかなか取れません。歯のホワイトニングは歯を削ったり、色を塗ったりせずに歯を白くする方法です。当院では、ホワイトニング専用のお部屋をご用意して、特殊ライトを照射し短時間で歯を白くさせます。よりリラックスした雰囲気の中、美容院やジムに通う感覚でホワイトニングを行っていただけます。
ホワイトニングシステム

照射中のケアとして、プロのアロマセラピストによるハンドマッサージを金曜午後に行っています。
メリット
- 高濃度のホワイトニング剤を使用するため、1回の施術でホワイトニング効果が得られるる
- 歯科医師や歯科衛生士が施術するためムラになる心配がほとんどない
- 施術中にしみても、対応する処置を施してもらえる
- 事前に虫歯のチェックをするので、虫歯の早期発見や治療につながることがある
- 事前に歯石の除去をするので、口内環境の改善や歯周病の予防効果が期待できる
デメリット
- 自由診療(全額自己負担)のため、費用が高くなることがある
- 使用するホワイトニング剤の濃度が高いため、人によってはしみるといった症状が出ることがある
- 事前に虫歯の治療や歯石の除去を済ませなければならないことがあるため、希望するタイミングで施術を受けられないことがある
- 短期間で白い歯を手に入れられるが、後戻りも早い場合がある
施術の流れ
事前に口内を確認し虫歯がある、歯石や歯垢があるといった場合、まずは虫歯の治療や歯石や歯垢の除去といったクリーニングをしてから治療を始めます。口内に特に問題がない方や虫歯の治療が終わった人、歯石や着色の除去が終わった人は、次の流れでオフィスホワイトニングを行います。
オフィスホワイトニング(自由診療)の費用
歯のホワイトニングを専用個室にて行います。ホワイトニングは1本からご希望本数に対応することが可能です。歯を削らずに薬剤を塗布し、専用のライトを当てると約1時間で簡単に白くすることができます。

ホワイトニング治療を避けた方が良い人や適さない歯とは?
- 無カタラーゼ症の人※
- 妊婦さん・授乳中のお母さん
- 18歳未満の人
- 治療していない虫歯や歯周病がある人
- エナメル質形成不全症・象牙質形成不全症の人
- 入れ歯やブリッジ、インプラントといった人工歯
- 神経が死んでしまっている歯
※過酸化水素を分解する「カタラーゼ」が不足している病気。先天性の遺伝的酵素欠損の代表例で、常染色体性劣性遺伝病のひとつです。無カタラーゼ症を診断された患者様は、過酸化水素を含む薬剤によるホワイトニングは決して行ってはいけません。過酸化水素が分解できないため、有害物質として体内に残ってしまい、進行性口腔壊死などの危険な症状を招く恐れがあります。
治療後の注意点
オフィスホワイトニングの治療直後は薬剤の影響で「歯が溶けやすい状態」「着色しやすい状態」になっています。施術後1時間程度は、以下の項目に注意してお過ごしください。
- 酸性が強い飲み物は控える
- 色素沈着しやすい食べ物や飲み物、嗜好品は控える
- ホワイトニング剤の作用によって、歯の表面のエナメル質がごくわずかに荒れてしまい白く濁ることがあります
お見積り・お支払い方法に関して
自由診療(完全自己負担)なので、お見積りをさせていただきます。充分ご理解・ご納得されたうえでお決めください。当院では保険治療、自由診療、矯正治療費のお支払いの際にクレジットカード(分割可)が、ご利用いただけます。リボ・ボーナス払いも可能です。