第6回 呼吸ケアと誤嚥ケア学会
関東地方の記録的な積雪のため交通機関が大混乱しているなか、比較的順調に中部国際空港経由で会場の三重県津市に到着し上記学会に参加いたしました。
吉村芳弘先生(熊本リハビリテーション病院:医師)の特別講演では、サルコペニアを導入とし、さまざまな場面での栄養療法について研究データをもとに説得力のある解説をされていました。筋肉量低下、筋力低下、身体機能低下によりサルコペニア診断をおこなう。身体機能は歩行速度や握力などである程度判断可能である。運動療法の高負荷・低負荷も目的や全身状態により適正に選択する。タンパクの摂取も分岐鎖アミノ酸を有効に含んだ食品を摂取するなど、学ぶことが多くありました。
一般演題では、検査数値を評価スケールにより提示する必要性を感じた。具体的にはJCSによる覚醒評価、運動強度評価のボルグスケール、など多角的・総合的評価尺度を院内でも取り入れる必要性を感じました。栄養療法を系統的かつ包括的に学ぶ必要性を強く感じました。
2014年02月24日(月) 10:34