食と健康支援ネットワーク
5月24日(土)に食と健康支援ネットワークにおける「食・口腔・栄養の専門スタッフ養成コース」の第1回目が開催されました。
今回は"摂食・嚥下障害者の評価の基本"について当院院長栂安秀樹による講演でした。
摂食嚥下障害は施設で最も苦慮、苦戦している疾患です。
今回は施設での食事介助時の患者様の姿勢、介助者のポジショニング、口や喉の解剖学や生理学についてのお話が中心でした。
こういった摂食嚥下障害者に対する介助の基本を学ぶことによって普段の介助も適切に行うことが出来ます。
また実習ではその講義をもとに、診療室にて歯科医師と患者様というポジションにわかれて実際の口の中を参加者同士で診査しあいました。
診療室という充実した環境で一度口の中をじっくり見る事により、現場で入居者さんの口の中を観察する視点が養うことが出来たかと思います。
次回は今回同様つがプラザにて"地域ネットワークでの連携、口腔ケアを学ぶ"を題目にかさまつケアオフィスの笠松信幸先生をお招きして御講演いただきます。
次回は口腔ケアの実習も予定しておりますので皆様の参加をお待ちしております。
2014年05月26日(月) 17:33